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アトリオン探検隊! Dの項

あなたが知っているようで知らないアトリオン、アトリオンに散らばっているさまざまなミニ知識をAからZまでシリーズでご紹介します。
 
 
 

D───→Disk Orgel
 
 

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アトリオン音楽ホールのロビーを彩る「ディスクオルゴール」。
100年以上前に作られたこのオルゴールにはどんな謎があるのでしょうか。
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どんな曲が聴けるかな?
 
 
 
ディスクオルゴール ポリフォン・ミカド.JPG

 
 
 

大きい大きいオルゴール。
コインを入れると、中に入った丸いディスクが回り始め、曲を奏でます。
ディスクには突起がたくさんついており、それを櫛歯で弾くことで音がでる仕組みになっています。
 
 
 

アトリオン音楽ホールにあるこのオルゴールは
「ポリフォン スタイル54 (ミカド)」
と言います。
 
1890年代にドイツのポリフォン社で作られた物で、ディスクの直径が24.5インチ(62.5㎝)もあるんです。この大きさはディスクオルゴールの中でも最大級の大きさを誇っています。
ドイツ製なのに、明らかに日本語と思えるネーミング…。これは当時ヨーロッパで大流行していた「ミカド」という喜歌劇(オペレッタ)から取ったものだと言われます。
 

 
ウィーン交響楽団のヨハン・シュトラウスアンサンブルがアトリオン音楽ホールを訪れた時のこと。
ニューイヤーコンサートが終わり、楽屋を出てきたメンバーがこのディスクオルゴールに目を留めました。
ヨーロッパでもなかなか見ることのできない大型のオルゴールを見て大感動!
ドイツ語で口々に何か言っていました。
コインを入れると、たった今アンコールで演奏したばかりのラデツキー行進曲が流れてきてまたまた感動!
一緒にメロディを口ずさんだり、手拍子をしたりして大喜びでした。
 
※ラデツキー行進曲は、新年のコンサート恒例の曲で観客も一緒に手拍子をして参加します。
この曲を聴くと、う~ん新しい年が始まったなぁ!と思う人は沢山いるはず。
 
 
 
 
 
このディスクオルゴールはコインを入れることで、どなたでも聴くことが出来ます。
  
 
オルゴールコイン投入口.JPG
 
写真はコイン投入口。 
横には

「EINWURF  10Pfennig.」

と書いてあります。ドイツ語で「10ペニヒ 投入」と言う意味です。
(10ペニヒは100分の1マルク。マルクは当時80円程度でした。)
ですが、もちろん10ペニヒ硬貨を入れないと動かないわけではありません。
音楽ホール側で専用のコインを用意していますので、それをコイン投入口に入れて下さいね。
「カルメン」や「庭の千草」などを聴くことができます。(ディスクは時折交換しています)



Date:07.08.28
アトリオンにリンクしよう!

アトリオンビルHPに新たなコーナーが加わりました!
その名も「アト-Link」
アト-Linkでアトリオンにリンクしよう!!
 
 
 
アトリオン催しものごあんない 8月号
  
↑クリックすると、PDFファイルが開いて「アトリオン 催しものごあんない8月号」のトピックスと表紙が見られます。
 
 
 
 

今月の表紙写真のご紹介
  
  
 
今回は写真を2枚使用しています。
 
 
1枚目


8月表紙①.JPG

これはアトリオンのどの部分でしょうか。
背景が青空ということは外側ですね。
 
 
 
 
2枚目
 
 
8月表紙②.JPG
 
 
アトリオンの名前の由来となった「パルテノン神殿」のような円柱が並んでいますね。
左端には木が見えるので1階でしょうか。
 
 
 
 
 
2枚ともここはどこ?というような写真でしたが
一体どこでしょうね。

 
答えは…
アトリオンに来て探してみてください(笑)
 
以外と簡単に見つかるはずです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・編集後記・
 
今月の催しものごあんないは、アトリオンカラーをテーマにご紹介しました。
日ごろから何となく
「アトリオンカラーって色んな所に使われているなぁ」
とは思っていたのですが、意識して探してみると
本当に色々なところにアトリオンカラーが。
 
じゅうたんや壁の色から始まり、案内板や階段室まで!
 
 
当時アトリオンで働いていた人に、この色に決まった経緯をお聞きする機会がありました。
アトリオンが建てられた頃は、大きなビルというと焦げ茶色や灰色が多かったようです。
なので当然のようにアトリオンもそうなる予定でした。
 
しかし、「そんな重苦しい色ではダメだ!」「新しい秋田のシンボルにふさわしい色をもっと探そう」という意見があり
従来のイメージにとらわれないような新しく楽しいビルにしたいというコンセプトから
現在の色が選ばれました。
 
 
色というのは言葉を使わずに、イメージで相手に訴えることができます。

例えば、子ども向けのおもちゃはとてもカラフルですよね。
パッケージに「子ども向け」と書かなくても
黄色やピンク、水色がいっぱい使ってあれば
「これは子ども向けです」ということを訴えられるわけです。


なので重く、暗い色のビルではいくら新しく楽しいイメージを与えようとしても困難が多かったことでしょう。
 
そう意識してみると色の見方が変わってきませんか?
あなたの周りにある色も注意して見てみて下さい。
なにか訴えてかけているはずですよ。
 
 
アトリオン催しものごあんない 企画・編集 佐藤


Date:07.08.03
アトリオン探検隊! Cの項

あなたが知っているようで知らないアトリオン、アトリオンに散らばっているさまざまなミニ知識をAからZまでシリーズでご紹介します。
 
 
 
 
 

C───→COLOR
 
 

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 アトリオンカラーはピンクとグリーン。
 ビル外壁に始まり、さまざまな場所に使われています。
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 アトリオンカラーを探してみよう!
 
 
●アトリウム
 
8月HP用.JPG
  
 
ピンクとグリーン、2色のラインが入っています。
 
 
 
 
 
 
●階段
 
 
階段室1.JPG

階段室1
 
 
 階段室2.JPG
 
階段室2
 
 

階段もピンクとグリーンの2色に塗り分けられています。
階段室1は東側、階段室2は西側です。
 
 
 
 

●音楽ホール

 
音楽ホール.JPG

 
音楽ホール客席の絨毯やクッションにはピンクが使われています。
アトリオン音楽ホールの響きと同じ、優しく柔らかい印象に。

 
 
 
 


Qなんでピンクとグリーンなの?

フレッシュで華やかなイメージにしたかったからです。
千秋公園と調和するようにこの色が選ばれました。


Date:07.08.02
アトリオン探検隊! Bの項

あなたが知っているようで知らないアトリオン、アトリオンに散らばっているさまざまなミニ知識をAからZまでシリーズでご紹介します。
 
 
 
 
 

B───→BEAM


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アトリオンの外観で目立つのは、夜になると点灯するビーム。
そこにはどんな秘密があるんでしょうか。
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アトリオン.JPG

アトリオンに寄せられる問い合わせの中に
「アトリオンから出ているビームってどこに向かって照らしてるの?」
というものがあります。

特徴的なこのライト。

正式にはキセノンライトと言います。
アトリオン高層部に位置しており夜になると北側と南側を照らします。
2㎞先でも本が読める明るさを保ち、なんと6㎞先まで届きます。
秋田は空気が澄んでいるため透明度が高いのですが
大都市ではもっとハッキリと光の帯が見えるそうです。


このライトは直径50センチ、3キロワット。
ランプひとつが20万円ほどします。






Bの項.jpg



中層部にある丸窓も明かりを放っています。
こちらも夕方から点灯し、1時間おきに白・緑・だいだいの順に色が変わります。
知っていましたか?


Date:07.08.01
アトリオン探検隊! Aの項

あなたが知っているようで知らないアトリオン、アトリオンに散らばっているさまざまなミニ知識をAからZまでシリーズでご紹介します。
 
 
 
 
 

A───→ART

アトリオンの中にはさまざまな芸術作品が飾られています。アトリオンを彩る芸術作品をひとつご紹介いたします。


これがどこにあるかわかりますか?
 
絹の詩.JPG
 
写真
工藤 健 「絹の詩」 1991年 ブロンズ
31×25×75㎝

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答えは…
4Fへエスカレータでのぼっていくと音楽ホール入り口があります。
その正面で音楽ホールに来たお客さまを、「絹の詩」は出迎えてくれます。
この作品は表面がざらざらとして凹凸があり、光があたる方向によってさまざまに表情が変化します。

この女性はどんな曲を奏でているのでしょうね。
ひとりで弾いているのでしょうか、それとも何人かで合奏しているのでしょうか。
アトリオンのパイプオルガンと共演しているのかもしれませんね。
想像してみてください。

 
 
 
 
 音楽ホールロビー.JPG

 
「絹の詩」は音楽ホールホワイエにありますので、アトリオンが開館している時ならどなたでも近くで見ることができます。


Date:07.07.27